鹿島神宮のご祭神とご利益
鹿島神宮に祀られている神さまと勝負運をはじめとする計5つのご利益をお伝えさせていただきます。
ご祭神
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
ご利益
勝負運 : 困難に立ち向かい、勝負に勝つ
決断力 : 迷いを断ち、強い意志で迷わず進める
行動力 : 邪魔するものをはねのけ進むパワー
統率力 : 人を導いて変革を成し遂げる統率力・交渉力
厄除け : 魔(悪運・悪縁・邪魔)を断つ
鹿島神宮と『四方拝』の関係は?
四方拝は、元旦の早朝寅の時間(3時〜5時)に
天皇陛下が宮中の庭に特別なテントの様な幕を張って、天地四方(天と地と東西南北)を拝して年災を祓い、豊作を祈る宮中祭祀のことをいいます。
天皇陛下が拝される場所は次の通りで鹿島神宮もはいってます。
神宮(じんぐう)(伊勢神宮)
天神地祇(てんじんちぎ)
神武天皇陵(じんむてんのうりょう)
先帝三代の陵(みささぎ)(明治天皇、大正天皇、昭和天皇)
武蔵国一宮(むさしのくにいちのみや)・氷川神社(ひかわじ
山城国一宮(やましろのくにいちのみや)・賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
熱田神宮(あつたじんぐう)
鹿島神宮(かしまじんぐう)
香取神宮(かとりじんぐう)
そして天皇陛下は次の年に巡ってくる北斗七星の星の
(今年は丑年ですので『巨門星』です)
次のような呪文を唱えてくださるようです
これは天皇陛下だけが唱えられる呪文です
毒魔之中過度我身 (どくましちゅうかどがしん)
毒氣之中過度我身 (どくけしちゅうかどがしん)
毀厄之中過度我身 (きやくしちゅうかどがしん)
五急六害之中過度我身 (ごきろくがいしちゅうかどがしん)
五兵六舌之中過度我身 (ごひょうくぜつしちゅかどがしん)
厭魅之中過度我身 (えんみじゅそしちゅうかどがしん)
百病除癒 (ひゃくびょうじょゆ)
所欲随心 (しょよくずいしん)
急急如律令 (きゅうきゅうにょりつりょう)
『さまざまな国難は わが身を通過しますように』と言う意味です。
そのようにして天皇陛下は
国家国民の安泰を祈り、厄払いの呪文を唱えてくださってます。
鹿島神宮の見どころスポットのご案内
鹿島神宮の見どころとしてお伝えさせていただきますのは以下の5個になります。
- 大鳥居
- 桜門
- 本殿
- 奥宮
- 要石
鹿島神宮の『二之鳥居(にのとりい)』
かわせみくん、今日は鹿島神宮さんだね
前回は香取神宮を案内してくれてありがとう♪
今日もすごく楽しみにしてたんだ
この鳥居は『二之鳥居(にのとりい)』って言われてて『一之鳥居(いちのとりい)』は鹿島神宮の敷地の外、東西南北にあるんだってね
えぇ~!そうなの?
今日は一之鳥居を全部いくことができないから
Googleストリートビューで紹介させてね
鹿島神宮の『一之鳥居(いちのとりい)』
一之鳥居
鹿島神宮 西の一之鳥居〒314-0036 茨城県鹿嶋市大字大船津2251 沖
鹿島神宮 東の一之鳥居 〒314-0002 茨城県鹿嶋市大字明石676
鹿島神宮 南の一之鳥居 〒314-0133 茨城県神栖市息栖4
鹿島神宮 北の一之鳥居 〒311-2203 茨城県鹿嶋市大字浜津賀
鹿島神宮の桜門(さくらもん)
この門も桜門って呼ぶんだね
いつ頃建てられたの?
水戸の初代藩主徳川頼房が1634年に造ったって言われてるんだよ
鹿島神宮の本殿(ほんでん)
かごめ、鹿島神宮の本殿は神社には珍しく北を向いてるって書いてあったんだけど…
かわせみくん、そうそう!僕も調べてたんだ
なんで北を向いてるの?
当時の権力を持ってた人たちが目が届きにくかった東北方面への玄関口として鹿島神宮と香取神宮を造って東北地方に本殿を向けて建ってるみたいだね
へぇ~そうなんだ
かごめは物知りだね♪
鹿島神宮の奥宮
奥宮は厳かなエネルギーを感じます。
奥宮も北を向いています。
鹿島神宮の要石
鹿島神宮の要石は凹の形にみえるね
香取神宮の要石はもっと表面に出っ張ってたもんね♪
地震は鯰(ナマズ)が引き起こされるという考えがあり、その大鯰を押さえつけるための石がこの要石です。
鹿島神宮が凹の形の『要石』でナマズの頭を
香取神宮が凸の形の『要石』でナマズの尻尾を
それぞれ抑えてるといわれてます。
鹿島神宮の基本情報
住所 | 茨城県鹿嶋市宮中2306−1 |
電話番号 | 0299-82-1209 |
アクセス | JR鹿島神宮駅から徒歩10分 東関東自動車道・潮来インターから約10分 |
営業時間 | 8:30~16:30 (授与所、御朱印受付の時間) |
定休日 | 無 |
料金 | 祈祷料5,000円より |
駐車場 | 第一駐車場 第二駐車場 臨時駐車場 御手洗駐車場あり |
備考 | 本殿前に段差はありますが全体的には車椅子の方に配慮されたお参りのしやすい神社と言えます。 |
鹿島神宮の第一駐車場(有料)
第1駐車場:徒歩1分
駐車料金 :普通車300円 中型車500円 大型車700円
収容台数 :60台
住所 :鹿嶋市宮中2306-1
鹿島神宮の第2駐車場(無料)※土日祝日・繁忙期は有料になることがあります。
第2駐車場:徒歩4分
駐車料金 :無料 ※土日祝日・繁忙期は有料になることがあります。
収容台数 :55台
住所 :鹿嶋市宮下2-8-8
鹿島神宮の臨時駐車場(無料)
臨時駐車場:徒歩6~8分
駐車料金 :無料 ※正月・祭礼時のみ有料
収容台数 :330台
住所 :鹿嶋市宮中1-13
鹿島神宮の御手洗駐車場
御手洗駐車場:徒歩13分
駐車料金 :無料 ※正月・祭礼時のみ有料
収容台数 :10台
住所 :鹿嶋市宮下1-6-15先
まとめ
天皇陛下が元旦にお参りをなされる神社のひとつ
紀元前660年創建で建国の神さま武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を祀る鹿島神宮について発信させていただきました。
何かをはじめたり、決断力や勝負運をお祈りなされたいかたは鹿島神宮へおこしくださいませ♪
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